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血圧ってなに

 血圧とは血圧の流れる力、前に進むための圧力のことです。人間の生命は、全身に張りめぐらされた血管に血液が流れ、体内の隅々まで新鮮な酸素や栄養が送りどどけられることで維持されています。

 血液が血管を通って流れていくためには、血液を押し流す力が必要になります。その血液を押し流す役目を担っているのが心臓です。

 心臓は収縮と弛緩を繰り返すことで、血液を全身に送り出しています。いわばポンプのような役割を果たすことで血液に流れる力を与えているのです。この力が「圧」です。圧のおかげで血液は前に進む推進力が与えられ、波をうつように血管内を流れていきます。こうして生まれる血液の流れる力、動脈の血管壁を押す圧力が「血圧」です。

心臓がギュッと縮んだときが最高血圧、緩んだときが最低血圧

 心臓は収縮と弛緩を繰り返しますので、血液を送り出す「圧」にも変化が生じます。圧が最も高いときはいうまでもなく心臓がギュッと縮んで血液を送り出したときです。このときの血圧が最高血圧、俗にいう「上の血圧」です。逆に弛緩したときは圧も緩んで弱くなります。これが最低血圧、俗に言う「下の血圧」です。

血圧のガイドライン

 血圧の数値はいくつまでなら正常で、いくつ以上だと高血圧になるのでしょうか。日本高血圧学会が発表している「高血圧治療ガイドライン」では、次のように7段階に設定されています。

■至適血圧(※理想的な血圧)

最高血圧が120mmHg未満。かつ最低血圧が80mmHg未満
■正常血圧

最高血圧が130mmHg未満。かつ最低血圧が85mmHg未満
■正常高値血圧

最高血圧が130〜139mmHg。または最低血圧が85〜89mmHg

I 度高血圧

最高血圧が140〜159mmHg。または最低血圧が85〜89mmHg

II 度高血圧

最高血圧が160〜179mmHg。または最低血圧が100〜109mmHg

III 度高血圧

最高血圧が180mmHg以下。または最低血圧が110mmHg以下

■(孤立性)収縮期高血圧

最高血圧が140mmHg以下。かつ最低血圧が90mmHg以下


 
 



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