血圧というと、病院などの検査で医師や看護婦さんに測定してもらうものと思っている人も多いかもしれません。最近では、自分で簡単に測れる性能のよい血圧計が数多く出回っています。種類も二の腕で測るタイプ、手首で測るタイプ、指で測るタイプなどさまざまです。基本的に太い部分で測るほど正確な数値が得られます。

　自分の血圧の実情を知るには、起床後や就寝前など1日に2〜3回、時間を置いて測定し。それを週に2〜3回、期間にして1〜2ヶ月続けることです。そうすると血圧の変動パターンなどもつかむことが出来ますから、日常生活で気をつけるべき点もわかってきます。

　なお、血圧は15分ほどの安静時に測定します。もちろん、随時に測定した数値も意味があります。その場合には、どのような条件、たとえば、飲食後、入浴後、食事後。ストレスが高いときなどのメモをつけておくと役立ちます。