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高脂血症

 高脂血症とは、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が増えすぎた状態で、血管の壁にコレステロールがたまり、血管の内腔が狭くなってしまう疾患です。この状態が長く続くと血管内壁に脂質が沈着し動脈の壁が厚く硬くなり、その結果、心臓では狭心症や心筋梗塞、脳では脳梗塞など命にかかわる合併症を招きやすくなります。

 血液中の脂質には、コレステロール、中性脂肪、リン脂質、遊離脂肪酸の4種類の脂質がとけこんでいますが、これらは人体の細胞の基礎代謝に必要な物質で、正常な状態では血液中で一定の濃度に保たれています。この4種類の脂質のうち、コレステロールと中性脂肪が増えすぎた状態が高脂血症です。

 高脂血症は糖尿病や高血圧症などの生活習慣病と同じように、日常の生活では殆ど自覚症状がないために、病気という意識を持つ人が少なく、治療の必要性も感じない人がほとんどです。 しかし、高脂血症は自覚症状がでた時には、すでに心臓や脳または下肢の動脈硬化が進み、突然、脳梗塞のような脳動脈疾患や狭心症、心筋梗塞などの冠動脈疾患を引き起こすため、高血圧と同様にサイレント・キラー(沈黙の殺人者)とも呼ばれている怖い病気です。


 
 




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