Welcome to my homepage

高血圧の基礎知識

高血圧症の治療

高血圧の合併症

その他

HOME 高血圧の合併症

HOME動脈硬化症


動脈硬化症

 「ヒト(人)は血管とともに老いる」とも言われています。高血圧症は動脈硬化、つまり血管の老化を促進します。血圧と動脈硬化には密接な関係があり、高血圧が動脈硬化を進行させ、動脈硬化がさらに高血圧を悪化させるという悪循環をきたします。

 
 動脈硬化症とは、コレステロールや中性脂肪などによって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態をいいます。身体のすみずみまで栄養を行き届かせている動脈が、弾力性や柔軟性に富んでいれば、心臓や脳などの臓器や筋肉などの組織に必要な酸素や栄養の供給は行なわれますが、コレステロールなど血液の脂質が、動脈にたまったり、酸素や栄養が不足したり、高血圧により常に血管に負担がかかったりしていると、動脈は弾力性を失い、硬く、もろくなってしまいます。このような状態を動脈硬化といいます。動脈硬化になると血液がスムーズに流れなくなります。


 動脈硬化は自覚症状というものがありませんので、症状によって動脈硬化を早期発見することは難しいのです。しかし、動脈硬化を放っておくと、心臓病や脳血管障害、閉塞性動脈硬化症など重大な病気を引き起こす恐れがありますので、定期的に病院での検査を行なうことや、自宅など定期的に体重を測り、血圧を測るなどして、動脈硬化を早期発見する必要があります。


 
 




▲pagetop