セキセイインコの病気
 
鳥がケガをした

足や羽の骨折
骨折には、羽、あし、あしゆびに多く、羽が抜けかわる時期や、栄養不足などのときに起こるようです。あしが骨折したときは、正常なあしだけで止まっていて、骨折したあしはブラブラさせています。両あしを骨折したときは、止まり木にも止まれず、下でうずくまっています。また、羽を骨折した場合には、羽がだらりと下がっています。

 骨折した場合には、早めにテーピングや副木などの応急処置をして病院に連れて行きます。羽を骨折した場合には、折ったりしてぐったり下げている羽をいつもの正常な形にたたんで、ビニールテープなどで固定します。また、脚などの骨折はマッチ棒やようじなどを副木として当てて、テープや糸などでまいて固定し、すぐに病院に連れて行きます。



鳥がやけどをしたときは?
 ストーブに乗ってしまったとか、熱い汁の入った鍋に落ちたとか、手のりの鳥のやけどには、人間が注意しいていたら起きなかったものがほとんどです。とくに鍋に落ちた場合の死亡率は高くなっています。

 やけどを負った場合は、まず患部を冷やさなければなりませんが、冷たい水を急にかけるよりも、ぬれタオルなどで冷やすとよいでしょう。やけどは度合いにより第1度、第2度、第3度と分かれます。しろうとには判断できませんので、獣医師にみてもらうようにします。