病気にかかっていないか
鳥は病気を隠します。体調を崩していても人が近くにいると、元気そうに羽毛を引き締めて活発に動きますので、遠くのものかげからなるべく長時間かけて観察します。ケージの中で活発に動き回っている鳥は心配ありません。
動きが鈍い、やせている、肛門の周辺が汚れている鳥は病気の可能性があります。
羽毛のツヤを見る
健康な鳥は、羽毛にツヤがあり、からだにピッタリとくっついていますので、体形としては、細く引き締まって見えます。太っていたり、羽の色がぼけているものは近親交配で生まれた可能性がありますので、よく観察しましょう。
年齢はどのくらいか
年齢については、くわしい店員さんに聞くのがいいのですが、自分の目でも若鳥と老鳥の違いを覚えておくと勉強になります。
若鳥は、脚からゆびにかけての色が肉色に近く、一方、老鳥は脚ががさがさしていたり、爪が伸びていたりします。また目が小さく見えるのも老鳥の特徴です。
また、巣立ちの後、まもないヒナは抵抗力がありません。手のりにする場合は生後3〜4週間ほどのヒナがいいでしょう。
ケージの中の様子を見る
ケージの中の鳥、一羽一羽を観察してみます。不健康そうに見える鳥がいたら、ほかの鳥も病気に感染しているかもしれません。病気らしい鳥がいるケージの鳥は避けたほうがいいでしょう。
オスとメスの区別
セキセイインコは、巣引きの楽しさの点からも、つがいで求めるのがいいでしょう。このときオスとメスを間違わないようにします。人間と同様にそれぞれの相性がありますので、自然と近づいて、寄添っているようなオスとメスがいいでしょう。
複数飼いの場合、メスどうしだと産卵期が一緒の場合は、巣箱の取り合いからケンカになります。また、オスがメスより若いとメスにいじめられることがありますので、オスと若いメスを求めるようにします。
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