アルツハイマー病の症状、原因、介護についてわかりやすく説明しています。
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アルツハイマー病の症状
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アルツハイマー病の症状のうち、だれでも必ず起こる症状を「中核症状」といいます。多くはもの忘れ程度から始まり、時間、場所、人がわからなくなるというように進んでいきます。 中核症状のうち、もっとも基本となるのは記憶障害です。アルツハイマー病では、早い段階から記憶をつかさどる脳の「海馬」という部位がおかされるためです。 だれでも必ず起こるアルツハイマー病の症状・・・ 「中核症状」 たった今したことを覚えていない・・・記憶障害 |
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人によって現れたり、現れなかったりする症状・・・随伴症状 アルツハイマー病の随伴症状とは、人によって現れたり、現れなかったりする症状のことをいいます。 周囲とのかかわりかたや、その人の経験などによって現れ方が違います。随伴症状は、障害を抱えながらも、なんとか現実とうまく折り合いをつけようとして起こります。たとえば、大切な財布のしまい場所を忘れてしまい、「どろぼうが入った」という妄想に陥るのは、その一例です。随伴症状には、そうせざるを得なかったという理由があります。 うつ状態 なんとなく無気力になり、以前興味のあったものにも関心を示さず、表情も乏しいものになります。初期の段階では、自分の物忘れに気づくこともあり、それをひどく気にすることもあります。 感情障害 感情が不安定になったり、ちょっとしたことでカッとなって興奮したかと思うと、涙を流して落ち込んだり、感情のコントロールが苦手になります。 睡眠障害 昼と夜がわからなくなり、夜中に起きて「仕事に行く」と身支度をはじめるなどの昼夜逆転が起こります。睡眠不足で脳が疲れるため、妄想や幻覚などが起こりやすくなります。 徘徊する 家族が目をはなしたすきに出て行ってしまい、道に迷ってしまいます。どこかに行こうとして道に迷ったり、歩いているうちに行き先を忘れてしまうことが多いようです。目的がない場合もあります。 暴力行為 不満や不快なことを理論的な言葉で説明することができないため、そのかわり暴力や暴言で表現することもよくあります。 妄想 だれかが財布を盗んでいったという「もの盗られ妄想」や、つれあいが浮気をしているという「嫉妬妄想」、人が自分の悪口を言っているなどの「被害妄想」はよくみられる症状です。 |
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