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むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

ノンレム睡眠とレム睡眠

 
 睡眠にはサイクルがあり、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」とを繰り返しています。レム睡眠時には、脳の活動、自律神経の働きが高いため、血圧も比較的高く、脈拍も速めです。一方、ノンレム睡眠時は、これらの動きがすべて低下します。

 レム睡眠時は、筋肉は弛緩し休息状態ですが、脳は活動しています。そして起きているときに脳に入ってきたさまざまな情報はレム睡眠中に整理されるといわれ、記憶を定着させる役目を果たしていると考えられています。そのため、レム睡眠が少ないと、技能の習得が悪く、語学の習得が遅れるといわれています。

 脳を休めるノンレム睡眠は4段階に分かれています。普通は寝入ってすぐに段階1、2の浅いノンレム睡眠を経て、段階3、4の深い睡眠へと移っていきます。

 このノンレム睡眠とレム睡眠がセットになってくり返されるのが普通の睡眠パターンで、このパターンは90〜120分でくり返され、一晩に3〜5回あらわれるのが普通です。レム睡眠とノンレム睡眠の割合はおよそ2対8になっています。