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むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)

周期性四肢運動障害

 
周期性四肢運動障害とは
 睡眠中に片足あるいは両足にピクピクするような症状が周期的にくりかえされることで、不眠や日中の過眠が生じる病気です。むずむず脚症候群の症状と合併することが多くあります。

 周期性四肢運動障害は加齢とともに発症率は高くなり、60歳以上の約3人に一人は発症するといわれています。中高年に多い病気ですが、まれに子どもにも発症することもあります。


周期性四肢運動障害の症状
 睡眠中に、つま先や足首、膝などが自分の意思とは関係なくピクピクと動きます。1時間に15回以上くり返すようならこの病気と診断されます。周期性四肢運動障害は、脚にあらわれる場合が多いのですが、手や腕に現れることもあります。

 症状の程度は、となりで寝ている人が気づかない程度のものから、布団や、隣で寝ている人を蹴飛ばすほどのものまで、さまざまです。ピクつきの回数については、多いときもあれば、ほとんど起こらないときもあるなど、日によってさまざまです。

 ピクつきの最中に、目をさますこともありますが、目をさまさなくても脳は覚えているため、深い睡眠ができません。そのため、睡眠の質が低下して、昼間に強い眠気があらわれることがあります。周期性四肢運動障害は睡眠中だけでなく、日中にも現れることがあります。


周期性四肢運動障害の原因
 詳しい原因はわかっていませんが、ドーパミンの機能障害によるものではないかと考えられています。


周期性四肢運動障害の治療
むずむず脚症候群と同様に、プラミペキソールという薬が用いられます。