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   メニエール病の症状

 病名の「メニエール」というのはフランスの医師プロスパー・メニエールから名づけられました。それまで、めまいは脳の障害で起こると考えられていましたが、メニエールの研究によって内耳の障害でもめまいがおこることが初めてわかりました。

 「めまい」とひと口にいってもいろいろあります。天上や床がぐるぐる回って、まわりの風景が流れるように感じられる「回転性のめまい」や、体が浮いているように感じる「浮動性のめまい」、目の前が真っ暗になる「立ちくらみ、あるいは軽くふらつく程度のめまい」などです。これらのうちメニエール病では「回転性のめまい」が起こります。

 そして、めまいが起こっているときには「眼球振盪(がんきゅうしんとう)」という異常な目の動きがみられます。これは意思とは無関係に起こる眼球の往復運動のことで、眼球が左、あるいは右の一方に偏ったかと思うと、急に真ん中にもどるという、眼球の特異な往復運動をくり返します。メニエール病では、何も見ているわけではないのに眼球がこうした動きをします。



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