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コレステロールの基礎知識

胆石症とコレステロール

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胆石症とコレステロール

 胆石症とは、何らかの原因で胆汁が結晶化して胆道に石ができる病気です。胆道は、肝臓で作られた胆汁を十二指腸に送り出す通路のことです。胆汁にはコレステロール、ビリルビン、カルシウムなどの成分が含まれています。この成分が何らかの原因で胆道内に沈殿し、結晶化したものが胆石です。
 胆石はその主成分によって、胆嚢にできるコレステロール系石と胆管にできるビリルビン系石に分けられます。日本人の胆石患者の70%がコレステロール系石とあるといわれています。


胆石症の症状

 日本人の20人に一人が胆石を持っていると言われますが、何の自覚症状も示さない人がたくさんいます。特に胆嚢でできた場合は、その約半分が無症状であるといわれ、そのため胆石は別名「サイレント・ストーン」(沈黙の石)とも呼ばれています。一生のうち何の症状も起こさないことも少なくありません。

 これとは対照的に、胆管に胆石ができた場合は、大部分の人が非常に激しい痛みを訴えます。胆石の発作は突然生じ、激しい腹痛を起こします。吐き気をともなうことも多く、痛みが右腹から右肩に達することもあります。

 
 








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