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パーソナリティ障害(人格障害)の症状とタイプ

パーソナリティ障害 いかに接し、どう克服するか (PHP新書)
パーソナリティ障害(人格障害)の症状

統合失調型パーソナリティ障害

 統合失調型パーソナリティ障害とは、「魔術的思考」といわれる奇妙な発想や空想、独特の信念をもち、統合失調症の症状にも似て「周りのあらゆる事柄が自分に関係している」と考える傾向があります。「魔術的思考」とは、迷信やテレパシーや千里眼、予知能力など、現実にはありえないことを思い込むことで、例えば、だれかに対して怒りの感情を抱くと、その人に災いを起こすことができると信じています。

 統合失調型パーソナリティ障害の人は、奇妙な宗教に凝ったり、迷信を信じているために、行動や外見がそれに合わせて奇妙で風変わりになっています。そのため、意思の疎通ができにくく、安定した社会生活や人間関係を持つことができません。
 

妄想性パーソナリティ障害 演技性パーソナリティ障害
統合失調型パーソナリティ障害 自己愛性パーソナリティ障害
統合失調質パーソナリティ障害 回避性パーソナリティ障害 
反社会性パーソナリティ障害 依存性パーソナリティ障害
境界性パーソナリティ障害 強迫性パーソナリティ障害