 耳のうしろはどの猫も好き
猫が喜ぶのは、自分で直接なめられない部分や、猫同士でなめあう場所です。とくに耳の付け根のうしろあたりは猫がよろこぶスポットです。この近辺をやさしくなでるように触ると、大抵の猫はリラックスできます。
ここには猫をリラックスさせるつぼがあるようで、触るときはまずここからがいいでしょう。
また、頬、あごの下、耳の後ろの顔周りにはニオイを出す分泌腺が多くあり、猫はその部分を人や物にこすりつけ、自分のニオイを付けることで安心します。そうした理由からも人に触られても気持ちがいいのです。
触るタイミング
猫は近づいてくる人を遠ざけ、動かない人には近づいてくるという習性があります。猫が自分から近寄って来るのを待つと気持ちよく触らせてくれるでしょう。
また、猫が見るからにダラーンとして足や脚を伸ばしたリラックス状態のときを狙うのがいいでしょう。
猫の正面から触らない
猫同士で正面から見つめたり、いきなり真正面から足をだすのは攻撃の時です。猫を怖がらせないためにも猫の視界から外れた背中から触ってあげると、猫は安心して身を任せます。
軽いタッチで触る
できるだけ力を入れず、なでるような軽いタッチで触るのがポイントです。力をぬいてゆっくり大きく手を動かすことで、なでる方もゆったりした気分になり、それが猫にも伝わってネコも落ち着きます。
触られていいやがる場所
猫が触られて嫌がるのは、猫同士でも毛づくろいし合わない場所です。内蔵が近いお腹、細かな神経が通るしっぽ、感覚機関として敏感な前足の先などが代表的で、動物には急所の部分です。
背中は好き嫌いが別れますが、腰は嫌がる猫が多いようです。
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子猫の飼い方