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子猫の飼い方

 
 
 




去勢手術と不妊手術
 
猫の去勢手術と不妊手術
 不妊と去勢手術は、猫の精巣や卵巣を摘出することで、発情にともなう困った行動をおさえたり、予定外の繁殖を防いだりするためです。

 猫にとっても、発情にともなうストレスから開放されるため、不妊と去勢手術は猫とよりよく暮らすための、ひとつの選択肢です。

子猫の写真



オス猫の去勢手術

 生後8ヶ月ぐらいから性的に成熟すると、部屋のあちこちにおしっこをかけるスプレー行為をしたり、メスを取り合ってオス同士で激しく争い、生傷がたえなくなったりします。

手術のタイミング:生後6ヶ月〜8ヶ月
去勢手術:全身麻酔で睾丸を摘出します。手術は数分で終わります。
費用の目安:15000〜20000万円

 手術後はおとなしくなりますが、太りやすくなるので食事の管理をしっかりしましょう。




メス猫の不妊手術
 発情の時期は生後6ヶ月、長毛種は生後9〜12ヶ月くらいからの発情期に大きな鳴き声をだすようになります。室内で飼っていても近所とトラブルになることもあります。また、必死に外に出ようともがきます。

手術のタイミング:生後4ヶ月〜7ヶ月
不妊手術:全身麻酔で卵巣あるいは卵巣と子宮を摘出します。
費用の目安は:25000〜30000万円。
入院の有無や期間はネコの状態や病院の方針によって違いますので確認してください。


 手術後はおとなしくなりますが、太りやすくなるので食事の管理をしっかりしましょう。



不妊と去勢手術の助成金制度
 自治体によっては、飼いネコの不妊や去勢手術について、手術費用の一部を助成してくれるところがあります。

 たとえば、東京都渋谷区では、区内居住者が区内で飼っているネコについて、去勢手術は5千円、不妊手術は7千円の助成があります。

 ただし、限られた予算枠内なので、衛生課事業係りに問い合わせることが必要です。

 また、千代田区や文京区のようにノラネコに限っているところもありますので、居住している自治体にと言わせてみて下さい。