よく寝た日の朝は耳鳴りが小さく、夕方になるとまた大きくなっていることに気づいている人、逆に睡眠不足や熟睡できなかったとき、朝起きたらいつもより耳鳴りが大きくなっていると感じた人、という人は大勢います。 しかし、実際に耳鳴りが大きくなったり、小さくなったりしているわけではありません。実際に測定しても大きさに変化はなく、ただ大きくなったり小さくなったり感じているだけなのです。もちろん聞こえ方にも変化はありません。 人によってはたばこやアルコールで耳鳴りが大きくなることもあります。アルコールの場合は、アルコールによって脳の抑制系の働きが弱くなったためと考えられます。また、たばこの場合は、ニコチンが脳血流を悪化させて感覚細胞に異常刺激を与えることがわかっています。 さらに高齢者の場合は、疲労や睡眠不足が、血圧や脳循環の変化や神経系の変化を引き起こし、耳鳴りの音が大きく感じられるようになるのだろうと考えられています。 |
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