耳鳴りの原因、症状、治療

危険な耳鳴りは

耳鳴りがすると、それが初めての経験であれば、誰もが、自分の体にいったい何が起こったのか不安になるものです。ですから耳鳴りがしたら必ず一度は耳鼻咽喉科の診察を受け、まず生命の危険があるような病気ではないことを確認しておく必要があります。危険な耳鳴りは、頻度は少ないのですが、放置しておいてはいけません。 耳鳴りの危険度は音の種類や音の大きさとは関係ないので、危険なものかどうかを自分で判断することができません。

 ただ、防音室の中や静かな部屋で聞こえる「シーン」という音は、周囲の雑音がなくなることによって体の中の雑音が聞こえてきたり、周囲の空気のわずかな振動は聞こえてきたりするだけなので、何の心配もありません。

 また、疲労しているときや寝不足のとき、一時的に「キーン」という音の耳鳴りが聞こえてくることがありますが、こんなときは血圧を測ってみてください。このとき聞こえが悪くなっていると感じたら、耳鳴りがしていない方の耳をふさいで、耳鳴りのする音だけで聞いてみてください。もしそのとき、血圧や聞こえ方に異常があったら耳鼻咽喉科を受診する必要があります。 
 
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