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大人のアトピー性皮膚炎の治療

アトピー性皮膚炎の症状

 アトピー性皮膚炎の症状は、かゆみのある湿疹がずっと、または繰り返して続くことが特徴です。一般的には幼小児期に症状が出てきて、その症状は年齢とともに変化していきます。乳幼児期には顔面、頭部などにジュクジュクした湿疹を生じますが、学童期には肘、膝の裏などを中心にカサカサした湿疹がみられるようになります。かゆみも強く、引っ掻き傷がたくさんみられます。

 アトピー性皮膚炎は、以前は子どもの皮膚疾患で、成長して思春期くらいになると自然におさまると考えられていましたが、最近では、思春期にいったん良くなった皮膚炎が20歳前後になって再び悪化してきたり、思春期になっても治らず、さらに成人になってもアトピー性皮膚炎が続く人も増えています。

 アトピー性皮膚炎の診断基準は、厚生労働省や日本皮膚科学会が作成した治療ガイドラインによって決められています。次の3項目に当てはまる場合、症状の軽い、重いにかかわらず、アトピー性皮膚炎と診断されます。
1.かゆみがある。
2・湿疹と症状の現れる部位に特徴がある。アトピー性皮膚炎の湿疹は、左右対称に現れるのが特徴で、年代により、アトピー症状の現れる部位が異なる。乳児:主に顔や頭にできるが悪化すると、胸や背中、手足にも広がることがある。子供:首周囲や、肘の内側、膝の裏側など関節の内側にできることが多い。成人:顔や首、胸や背中など、手でかきやすい部位に、症状の重いアトピー湿疹が多い。
3.湿疹の慢性化。
湿疹が慢性化し、改善と悪化を繰り返す。乳児では2ヵ月以上、子供や大人では6ヵ月以上が目安となります。



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