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大人のアトピー性皮膚炎の治療

アトピー性皮膚炎の原因

 アトピー性皮膚炎は、強いかゆみを伴う湿疹がでて、それがよくなったり悪くなったりを繰り返す慢性的な病気です。いままでは、子どものころにアトピー性皮膚炎になっても、思春期、あるいは大人になると、ほとんどの人は症状が改善する傾向にありました。しかし最近では、思春期以降も症状が軽快しない、成人になってからもひどい症状がでるようになったというような人が増えてきました。

 その原因としてはさまざまなことが考えられますが、いまのところ「これが原因」と断定できる原因物質はみつかっていません。その要因としては、アトピー性皮膚炎は、現代生活の環境の変化によって発生した「生活環境病」と考えることができるようです。

 アトピー性皮膚炎の人の血液を調べると、多くの人のIgE値が高くなっています。そのため「アトピー性皮膚炎はアレルギーの病気である」といわれることも多いようですが、アトピー性皮膚炎の数ほどアレルギー体質の人がいるとは考えられません。むしろIgEなどの免疫系に異常をきたすような中毒反応が生活環境の中で起こっているのではないかと考えられます。

 アトピー性皮膚炎の人が増えで注目を浴びるようになったのは、各家庭に内風呂ができたり、公団やマンションなどの生活スタイルが増えて、住環境の変化が著しい時期から増加したことを考えると、住環境はアトピー性皮膚炎に大きな影響を与えているといえるでしょう。

 このことから、住環境と生活を皮膚によい環境に改善していけば、症状も軽快するのではないかと考えることができます。つまり、皮膚によいと思われる昔の暮らしにもどして、それを実行していくことがよいのかもしれません。


★アトピーの人の入浴剤は

★アトピーの人の石鹸は

★アトピーの人の下着は