耳鳴りの原因、症状、治療

耳鳴りのある人の割合は

高齢者にとって難聴は頻度の高い病気です。耳鳴りも難聴に伴って起こることが多いので、その頻度も当然高齢になれば多くなります。耳鳴りは一般的には50代、60代の男性に多くみられます。男性が女性より若干多いのは、男性の方に難聴者が多いことを反映したものです。
 しかし、小児の場合、耳鳴りがあっても、それが普通の現象だと思って訴えない人が多いこと、成人でも年をとれば耳鳴りがするのはあたりまえだと思ってそのまま放置している人などもあって、耳鳴りの人がどれくらいいるのかは、なかなかむずかしいようです。

 ちなみに、アメリカでは45歳以下では1%の人に、65歳以上では9%の人にみられるという結果があります。また、片方の耳だけというより、両耳とも耳鳴りのする人の方が多いようです。その理由の一つとして、加齢に伴う難聴は両耳とも同じように障害になるという特徴と関係しています。片側だけ耳鳴りがするという場合は左耳に多いとされていますが、その理由はまだよくわかっていません。 
 
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