マッサージは行う時期が重要です。特に、ぎっくり腰発生時には要注意です。マッサージは「なでる、さする」という動作によって、リラックス効果を体にもたらすものです。それには快適に感じるくらいの強さで行うことがポイントですが、腰痛のあるときに行うマッサージは、時期を考慮して行うことが重要です。
例えば、よく見られるトラブルは、ぎっくり腰になった直後のマッサージです。ぎっくり腰は筋肉の損傷が生じている状態ですので、体内ではタンパク質を集めて損傷した組織を修復しようとしています。
しかし、その部位に外から力を加えてしまうと修復できず、逆に症状が強くなってしまうことがあります。このような急性の腰痛は安静にしているのが一番でマッサージは避けましょう。骨粗しょう症および腰椎の変形がある場合も同様です。また、整体などでゴリゴリと押すマッサージも症状を悪化させるおそれがありますので注意して下さい。
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