腰痛、ぎっくり腰でお悩みの方へ。腰痛の基礎知識・治療法・・・

腰痛・ぎっくり腰の治療(治し方) 

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ぎっくり腰の治療

 

楽な姿勢で安静を保つ
患部を冷却する
ある程度痛みが軽くなったら
専門家の診察を受ける
「民間療法」は保険がきかないので注意


 初めてぎっくり腰になった方は、あまりの痛みに救急車を呼んだり、夜間休日診療の病院へ行くこともあるようですが、ぎっくり腰の治療には緊急性はありません。まず気持ちを落ち着けてください。

 ぎっくり腰になったら、何よりも安静を保つことが大切です。自分が楽な姿勢で寝ているのが一番です。痛い側を下にして、エビのように背中と腰を丸めた状態が一番楽な姿勢です。仰向けに寝る場合は、ひざの下にクッションなどをおいて、ひざを曲げた状態にすると腰椎の反りが軽くなって楽になります。


 氷嚢やアイスバックなどを活用して早めに患部を冷却します。脚や腕の捻挫の時も 冷シップで冷やす事がよくあると思いますが、ぎっくり腰でも同じです。炎症で熱を持っているので、外部から冷やして熱を逃がします。その場合、直接冷やすと皮膚を傷めることもありますので、タオルを介したりハンカチを巻くなどするのがよいでしょう。これを2〜3時間置きに1日3回程度すればだんだん痛みが和らぎます。安静にしている期間はだいたい2〜3日くらい、長くても5〜6日間で楽になります。



 ある程度痛みが軽くなったら冷やすのは止めて、少しずつ温めて痛みを感じない程度で動くようにします。筋肉には無数の血管が走っており、その血管を伝って栄養や酸素といった運動に必要なエネルギーを受け取ります。それが筋肉疲労になると十分なエネルギーを受け取れません。そこで、筋肉を暖めてこりをほぐし筋肉に十分なエネルギーがいくようにします。患部を温めてあげるのは誰でも簡単にできる効果的な筋肉のケアです。
 痛みが引いてきたら、体幹を大きく動かさない体操を初めていきます。勢いをつけずに時間をかけて腰の回りの筋肉を伸ばすなどしていきます。



 ほとんどの人は、痛みがなくなると治ったと勘違いをしますが、痛みが治まったというのはあくまで筋肉が疲れきった状態から回復しただけであり、元の状態に戻ったとは言いきれません。そこで痛みも治まり1人でも歩けるようになったら、専門家の診察を受け自分の腰の状態を確認してもらいましょう。専門家の診察を受けてない場合、結局はギックリ腰の再発という最悪の事態に繋がることも少なくありません。

 炎症が治まって痛みが軽くなったとしても、そもそもの筋肉疲労は「骨格の歪み」が引き起こしているわけですから、脊椎、骨盤ともに歪んでいないかどうか専門家の診察を受け、よく原因を調べてもらいましょう。

 
 「整形外科」「鍼灸」「接骨」「カイロプラクティック」「指圧」等々は、民間療法といわれ、医療行為として認められていないため健康保険がきかず、治療費が全額自費となってしまいます。

 ぎっくり腰を「整体院」や「接骨院」、「鍼灸院」等々で診てもらったらすぐに完治した。というような体験談をよく聞きますが、その「治療方法」はそれぞれ個人別で千差万別ありますので、そのどれが良いのかは非常に判断が難しいところです。口コミによる評判やご自分の経済状態もふまえて慎重に選ぶ必要があります。





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