腰痛、ぎっくり腰でお悩みの方へ。腰痛の基礎知識・治療法・・・

腰痛・ぎっくり腰の治療(治し方) 

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ぎっくり腰の原因

 

ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰になりやすい人は
ストレスからぎっくり腰になる


 ぎっくり腰はある時、突然起るというようなイメージがありますが、実は日常の筋肉疲労の蓄積によって起るものです。さまざまな無理な姿勢や代謝機能の低下、運動不足などが重なって筋肉疲労は蓄積されていきます。そして、疲労がもう限界を迎えたときに、ちょっとしたきっかけでもあるとギックリ腰になってしまうのです。つまり、ぎっくり腰は、単なる局所的な腰痛ではなく、日常の筋肉疲労が溜まってくると誰にでも簡単に起こりえることです。

 それは、くしゃみをした時、掃除機をかけている時、髪を洗っている時など日常普通に生活している最中に、ぎっくり腰になってしまう人がいることからもわかります。これらは体中の筋肉、特に腰の周りの筋肉が緊張している状態にあるとき、痛みを伴いぎっくり腰になります。

 筋肉疲労の蓄積の主な要因となるのは運動不足、肉体疲労、肥満体質などです。腰の筋肉の血行が悪くなっているような状態、長時間同じ姿勢で作業をしていたり、腰に負担が掛かってしまうような無理な姿勢を続けていると血行が悪くなり、ぎっくり腰が起りやすくなります。



【肥満体形の方】

肥満体形の方は重い体重を支えるため腰にかかる負担が通常の人よりも大きく、ぎっくり腰になりやすい。特にストレスなどで突然太った人は、腰が突然の体重変化について行けず腰への負担がさらに大きくなります。

【「あぐら」や「横座り」をする方】

あぐらや横座り、猫背で姿勢が悪かったり、足を組むのがくせになっている方も、背骨が横に曲がるため、腰部に負担を掛け筋肉疲労が溜まります。逆に腰に負担が少ない姿勢は正座ですが、ひざへの負担があります。理想的なのは、正しい姿勢でイスに座ることです。

車の運転をよくする方

腰痛は、タクシー乗務員の職業病とも言われています。低いシートに長時間座る状態で、腰に振動が加わると腰の筋肉が疲労します。そこで、急に体をひねった状態で立ち上がるとぎっくり腰になることが多いのです。車の座席シートは硬めのものの方が腰の健康のためには良いようです。

【柔らかい敷布団で寝る方

柔らかい敷き布団で寝ると、身体が寝たときに沈みやすくなり、お尻が落ちた姿勢になります。すると腰の周辺の背骨が曲がる事になり、知らない間に腰への負担となって、ぎっくり腰になりやすくなります。寝具は固めを使用するのがいいでしょう。

【ハイヒールをよく履く女性

ハイヒールを履くとかかとが上がり、前傾姿勢になりますので無理をして上半身を起こすことになります。このときの姿勢が腰と脚に非常に負担をかけます。足を長く見せてくれるハイヒールですが、身体にとってはあまりいいことはありません。できるだけ履かないようにすることをお勧めします。

【イスに浅く座る方

イスの背もたれにもたれながら浅く座るのは楽に見えますが、実は斜めに体重がかかり、腰への負担が大きく掛かっています、そして長時間この姿勢を続けた後に、急に起き上がったりしたりすると、ぎっくり腰になることがありますので注意が必要です。

【重い荷物を持ち上げる機会の多い方

一番「ぎっくり腰」になる確率が多いのが、中腰で重い荷物を持ち上げたときです。重い荷物を持ち上げる機会が多い方は慢性的に腰へ無理がかかっているため、ぎっくり腰とは常に隣り合わせの状態です。重い荷物を持ち上げるときは腰を落とし、なるべく体に荷物を近づけてから、力を入れるようにします。

【タバコをよく吸う方

タバコを吸うとニコチンにより血管が萎縮して血行が悪くなります。それが腰の筋肉への血流に悪影響を及ぼして筋肉疲労の原因になります。タバコは腰痛だけでなく、身体への影響としてよいことがあまりないので禁煙するか減らすのがいいでしょう。

【冷え性の方

血の循環が悪いと「冷え性」になります。そうすると腰の部分の筋肉部の代謝機能が充分におこなわれず、腰部の筋肉疲労が蓄積してきて、ぎっくり腰になるリスクが高まります。特に冬などの寒い季節は腰部を冷やさないように注意が必要です。


 職場の人間関係や家庭内のトラブルなど、精神的なストレスが病気の原因になることがあります。ストレスの影響を受けやすい病気には胃潰瘍や頭痛、めまいなどがあげられます。腰痛もストレスからくることがあります。大事な方が亡くなった時や、失恋、仕事の失敗などが原因で、急に腰が痛くなると言う事もあるようです。腰痛の場合は過度のストレスにより、自律神経の中の交感神経が緊張すると、筋肉の緊張が高まります。末梢の血管も収縮し、血流も悪くなり、乳酸などの筋肉の疲労物質が蓄積されやすくなります。

 ストレスは生活のスパイスともいわれ、適度なストレスは必要ですし完全になくすことはできません。過度のストレスにならないよう、自分にあったストレス解消法を見つけることが大切です。



 
 




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