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夜尿症(おねしょ)について

   
 4歳くらいまでの幼児が夜中におもらしするのが「おねしょ」です。原因はまだ排尿についての機能が未熟なせいですが、5歳をすぎても月平均1〜2回以上、おねしょがある場合は「夜尿症」と呼ばれます。
 夜尿症の殆どはそのうち治るのですが、治るまでには長い時間がかかることがあります。夜尿症は他人には相談できず悩んでいる家族がたくさんいます。ここでは夜尿症について知っておきたい知識をわかりやすく説明しています。
診察を受ける子ども
   

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夜尿症はこのように治っていく


学童期まで続くのは5〜10%

学童期にはいっても夜尿がある場合は「おねしょ」ではなく
「夜尿症」になります。



中学生まで続くのは1〜3%

学童期になると夜尿症を治療する子どもが増えて、
治療によって治っていく子どももいるため、
中学生になっても夜尿症で悩む人は1〜3%まで減っていきます。




思春期に入るとほとんどの人は治っていきます。

女の子のほうが思春期がくるのが早いため、
治っていくのが早くなる傾向にあります。
治るピークは10〜11歳がピークになります。


思春期の到来が女の子より遅い男の子は、
女の子より治っていくのが遅れ、12〜14歳がピークになります。


思春期をすぎても夜尿症が続き、
そのまま成人になってしまうという人も少しいます。