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身体的にあらわれる症状 |
人によっては、のどがやたらと渇く、頭痛、頭重感、手足の震え、動悸や息切れ、頑固な便秘、インポテンツ、女性の場合は、立ちくらみ、生理不順、無月経、体の冷感などを訴えることもあります。
うつ病の症状はこのようにありふれた症状であるために、多くの人は体の不調が原因だと思い、内科や婦人科を受診し、いつまでも治らないことから、まわりまわって精神科受診となります。 |
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食欲の減退・増加 |
一般にうつ病では、食欲が低下してきます。おなかがすいているような気がするのに、食事を取る気が起こらない、そして「何を食べても、砂を噛んでいるよう」、「食べなくてはいけないと思うから、口の中に無理に押し込んでいる」と訴えることがよくあります。
一方、それとは逆に、食欲が増進することもあり、甘い物など特定の食べ物ばかりほしくなることもあります。
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睡眠障害 |
うつ病では不眠がよく現れます。うつ病による睡眠障害は寝つきが悪くなるだけでなく、夜中や明け方に目が覚めて、そのまま朝まで寝られない、悪夢にうなされることもよくあります。
特に、朝早く目が覚めるのはうつ病の特徴で、いつもよりずっと早く目が覚めてしまいます。しかも、早く目が覚めたからといってすぐに起きあがれるわけではなく、布団のなかで悶々と思い悩んでいることがよくあります。逆に、夜の睡眠が極端に長くなったり、日中も寝てばかりいるといった過眠症状が現れることもあります。 |
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性欲減退 |
性欲が減退するケースも少なくありません。異性への性的関心が薄れ、性行為に対する意欲もなくなってきます。たいていは「年齢のせいだろう」「体がつかれているせいだ」などと思い込み、放置してしまうようです。
男性の場合は、勃起障害で泌尿器科の診察を受けたら、うつ病が明らかになったというケースもみられます。女性では、性ホルモンと関連した症状として、無月経、月経不順などが上げられます。
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疲労感 |
からだが疲れやすくなり、だるさが続くのもうつ病の特徴です。休息をとってもなかなか疲労感はぬぐえません。からだの各部の痛みを感じやすくなり、頭痛や腹痛、腰痛、胸痛、関節痛や筋肉痛、歯痛などが生じることもあります。
とくに、頭痛はよく見られる症状で、がんがんする激痛よりも、重くしめつけられるような頭量感があらわれやすいものです。うつ病による痛みの場合、市販の鎮痛薬を服用してもほとんど効果はみられません。また、手足のしびれや、肩こりなどが生じることがあります。
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■うつ病の症状 |
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■うつ病の治療 |
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■うつ病の原因 |
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