こんな症状にはこのサプリメントを

妊娠中の女性に欠かせない ビタミンB6

 ビタミンB6はたんぱく質の代謝に重要な役割をはたしています。B6の欠乏症は人間ではまれですが、目、口、耳、鼻の周囲に皮膚炎が起ります。ほかに貧血、むくみ、末梢の神経炎などが起るともいわれています。

 

 女性の場合、妊娠、授乳中やピルの服用時に、また月経の1〜2週間前に頭痛・イライラなど、種々の症状が出るPMS(月経前症候群)の改善に、ビタミンB6が効果的であるという報告もあります。

 

 ビタミンB6が不足すると、動脈硬化を助長することを示す実験結果があります。代謝にビタミンB6を必要とするアミノ酸の働きに関係すると考えられています。

 

 糖尿病の改善にはビタミンB6が欠乏してインスリンの作用不足が起こっている患者もいます。その場合、合わせてビタミンB6を投与すると改善を助けることがわかってきました。

 

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妊娠中の女性に欠かせない 葉酸

 葉酸はビタミンB群の一種です。最初にほうれん草から抽出されたため、この名前がつきました。体の組織や細胞の発育、タンパク質の合成には欠かせない栄養素で、緑黄色野菜や卵黄、豆、果物などに多く含まれています。 

 

 葉酸が不足すると、悪性の貧血、口内炎、食欲不振、舌炎、下痢、顔色が悪いなどの症状が現れます。また、重要視されているのが妊婦の葉酸不足です。

 

 とくに、妊娠初期(4週〜12週)は胎児の細胞分裂がさかんな時期であり、この時期に葉酸不足を起こすと胎児に神経障害が起こりやすくなるといわれています。

 

 なお、摂り過ぎは、葉酸は水溶性ビタミンなので、過剰分は腎臓から尿の中に排出されるため心配ありません。

 

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