こんな症状にはこのサプリメントを

肝臓の細胞を強化、再生する マリアアザミ

マリアアザミ

マリアアザミは広くヨーロッパに自生するキク科の2年草で、ミルクシスルとも言われます。ドイツやイタリアでは、その種子を古くから健康維持に用いるため、研究が盛んに行われてきました。

 

 現在、ドイツでは種子から抽出したエキスが、肝臓の解毒作用を持つ医薬品として使用されています。マリアアザミの種子に含まれるシリマリンというフラボノイドの混合物には、肝炎や肝硬変、アルコール性肝障害などの肝機能の改善作用や、解毒作用、抗酸化作用、利尿作用などがあると言われています。

 

  マリアアザミをメディカルハーブとして利用する場合は、種子を粉砕し、3gの種子粉に熱湯を150ml注いで10〜15分そのままにしてから飲みます。1日3〜4回、食前に飲むのがよいとされています。


肝機能を高める シジミエキス

シジミは、日本ではアサリと並ぶポピュラーな二枚貝です。シジミもアサリも、栄養成分はよく似ていますが、各栄養素の含有量は、ビタミンAを除き、シジミのほうが上です。

 

 味噌汁の具でおなじみのシジミは、昔から二日酔いなどに効き、肝臓にいいことで知られています。シジミにはビタミンB12やカルシウム、亜鉛、銅などのミネラルが多く含まれています。

 

 中でもシジミに含まれるタウリン、メチオニン、シスチンなどの成分が、胆汁の分泌を促進して、胆汁の流れをスムーズにすると言われています。特にタウリンは肝臓を強化する栄養素として知られています。

 

 さらにイノシトールというビタミン様物質が、肝臓に過度に脂肪が沈着するのを防ぎます。また、ビタミンB12は「赤いビタミン」と呼ばれ、造血作用があります。

肝機能の改善 ウコン

ウコン

 ウコンはショウガ科クルクマ属の多年草植物です。熱帯アジアが原産と言われます。琉球王朝時代から健康に良いとされ、専売制度のもとで管理されるほど珍重され民間栽培が許されない貴重品として受け継がれてきました。

 

 ウコンはクルクミン、ミネラル等を豊富に含み、健康食品の代表的存在と成っています。

 

 ウコンは秋ウコン(ウコン)、春ウコン(キョウオウ)、紫ウコン(ガジュツ)があり、それぞれ成分が違います。 体に働きかける成分は「クルクミン」「精油成分」などがあり、どれかひとつのウコンに絞るより、それぞれの良さを生かし、バランスよくとることをおすすめします。          
秋ウコン
 一般的に「ウコン」と呼ばれています。 秋ウコンには、「クルクミン」という成分がたくさん含まれています。

 

春ウコン
 「キョウオウ」と呼ばれています。苦味が強く、 春ウコンには「精油成分」が多く含まれています。

 

紫(白)ウコン
 「ガジュツ」と呼ばれています。 クルクミンはほとんど含まれていませんが、「芳香成分」を含みます。

 

 各ウコンの成分は似ていますが、大きな違いは「クルクミン」の含有量です。ウコンの特別成分のひとつ「クルクミン」の含有量は、秋ウコン>春ウコン>紫ウコン、の順になります。

 

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