摂食傷害、夜型の生活をつづけてもいいか
社会的問題行動(万引きなど)や身体的な問題がなければ、本人のやりたいようにさせておくのが基本です。夜しか起きていないということは「引きこもり」状態と考えることができます。
本人の引きこもりの原因が何かを把握しておくことは必要ですが、無理に昼型にもどす必要はありません。
治療に必要な時間に比べると、病気が治ってから改めて昼型の生活にすることなどは、ほんの少しの時間しかかかりません。
本人も夜型の生活がよくないことはわかっています。病気が軽くなってくると「昼間はだるくて気分が悪いので寝ていたい」などと言い訳のようなことをいってくるようになります。
これは、自分が悪いことをしているという意職の現われなので、こういう言い訳がでてくるようになったら、社会への関心が現われた証拠であり、病気はだいぶ軽くなったと判断できます。
病気が軽快して社会復帰できる段階になってくると、自然に正常な生活ができるようになります。
摂食傷害のいろいろな疑問 |
過食症は必ず治りますが、治るまでに、ある程度の時間が必要です。
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摂食障害にもなりやすいタイプとなりにくいタイプがあります。
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摂食障害の万引きの原因は、親にもっと注目されたいという気持ちの現れです。
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一般に摂食障害の人はお金に執着するようになります。
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嘔吐への対応は「気を紛らわす」「期間を決めて過食を我慢する」ことが重要です。
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摂食障害になると他人が何をどれくらい食べているかが、つねに気になるようになります。
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摂食障害は遺伝する病気ではありません。
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過食症の人は空腹だから過食するのではありません。心理的な動機によって過食します。
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摂食障害は一度摂食障害を経験したことで本人も成長しており、治ったあとに再発のことを心配する必要はありません。
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病気が軽快して社会復帰できる段階になってくると、自然に正常な生活ができるようになります。
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摂食障害は女性特有の病気と考えられていました。しかし、最近では、男性の人も少なくありません
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摂食傷害、治療の費用は?
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