おなかがふくれる

 おなかが異常にふくれている場合、もっとも多い原因は、ネコウイルス性腹膜炎という感染症です。おなかのまわりに水がたまり、異常にふくらむ不治の病です。


 おなかがふくれている場合は、まずは肥満や食べ過ぎ、便秘などが考えられます。排泄の状態や。ごはんを食べ過ぎていないかどうかをチェックしましょう。

 肥満であれば、おなかだけでなく全身に脂肪がついています。肥満でも便秘でもないのに、おなかがふくれている場合には病気である可能性があります。

 もっとも多いのはネコウイルス性腹膜炎や腹腔内腫瘍など、おなかの中に水(腹水)がたまる病気です。

 猫のおなかの側面に片方の手のひらをあて、もう片方の手で反対側のおなかをたたきます。手のひらをあてていた方に振動が伝わってきたら、腹水がたまっているサインです。

 そうでない場合は、別の病気でおなかがふくらんでいると考えられます。いずれにしても動物病院につれていきましょう。



まずさわって確認しましょう
 おなかがふくらんでいたら、まずさわってみます。おなかだけでなく、背中や胸など全身に脂肪がついていたら、肥満が考えられます。また。便秘の可能性もありますので、排便しているかどうか確認しましょう。

 もし、おかなに水がたまっているような、ぶよぶよとした流動感があれば、ネコウイルス性腹膜炎が疑われます。
 



 
 
   
 子猫  猫うしろ姿  上を向いた猫
 猫の病気のサイン    
     
おしっこが出ない ごはんは食べるのにやせる 歩くとよろける
おしっこの色がおかしい けいれんをおこす 頭をふる、かたむける
うんちが出ない 毛づやが悪い 鼻みずがでる
うんちがゆるい 毛がぬける、フケが出る くしゃみ・せきがでる
吐く 呼吸があらい よだれがでる
熱がある 水をたくさん飲む 目をこする
おなかがふくれる 体をしきりにかく・かむ
ごはんを食べない じっとうずくまる こんな時はすぐ病院へ