おしっこの色がいつもと違う

 猫のおしっこの色には個体差がありますが、健康なときはうすい黄色をしています。ひどく色が濃かったり、無色透明だったり、においがいつもと違うなどのおしっこが見られたら注意が必要です。

 おしっこの中に血がまざると赤っぽい色になりますが、これを血尿といいます。血尿の原因は、腎炎や膀胱炎、尿道炎などさまざまです。

 ネギ類を食べたときにも赤いおしっこがでますし、事故やけんかなどで性器が傷ついていることなどもあります。いずれにしても何かの病気であることは間違いないので、すぐに動物病院につれていきましょう。

 なお、腎臓や膀胱の病気の場合はトイレの回数が増えることが多いので、回数をチェックしておくことも大切です。



タマネギを食べると血尿が出ます。
 猫に食べさせてはいけない食べ物のひとつにタマネギや長ネギなどのネギ類があります。ネギ類に含まれる物質に、血をとかす作用があり、血液中の赤血球が破壊されてしまいます。

 このため、猫は極度の貧血状態になって赤いおしっこをします。猫によって、中毒症状をおこす量には差がありますので、食べたからといって、すぐに中毒症状をおこすわけではありません。

 しかし、ネギ類の煮汁だけでも中毒の原因となることもありますので、ネギ類の入った食べ物をあたえないように注意しましょう。
 



 
 
   
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おしっこが出ない ごはんは食べるのにやせる 歩くとよろける
おしっこの色がおかしい けいれんをおこす 頭をふる、かたむける
うんちが出ない 毛づやが悪い 鼻みずがでる
うんちがゆるい 毛がぬける、フケが出る くしゃみ・せきがでる
吐く 呼吸があらい よだれがでる
熱がある 水をたくさん飲む 目をこする
おなかがふくれる 体をしきりにかく・かむ
ごはんを食べない じっとうずくまる こんな時はすぐ病院へ