他のペットとの同居

猫の複数飼い
 猫は基本的に単独行動が好きで、縄張りを大切にする動物なので「仲間づきあい」が犬ほど上手くありません。複数飼いをするときには、生後2〜7週のころの子から一緒にそだてて慣れさせるようにします。

 同士の複数飼いは、お互いに自分の臭いがついているので、警戒せずに仲良く育つことがほとんどです。飼い主はどちらも平等にかわいがることも大切です。

 しかし、同士にも「なんとなくいけすかない」「無条件に好き」などといった相性があるようです。にも気難しいタイプと社交的なタイプがあり、互いのタイプが異なると、なじみにくいこともあります。

 また、一般に老は、新入りと相性がよくありません。老の縄張りに子を近づけないのがいいのですが、スペースの関係上むずかしい場合は、老専用のくつろげる空間を確保してあげましょう。






鳥やハムスターは相性が悪い
 飼い方の工夫や相性によっては、猫と他のペットとの複合飼いも可能です。しかし、鳥は相性のよしあし以前の問題です。

 の手が届かない高い位置に鳥かごをつるしても。はジャンプして飛びつこうとしたり、つねにハンターの目で鳥を見つめています。それは鳥かごの中にいる小鳥にとっては大変なストレスです。

 野生の小鳥は、天敵のヘビを見ただけでショック死することもあるほどなので、による恐怖も相当なものと考えられます。と鳥の複数飼いは、双方に気の毒な状況と言わざるを得ません。

 また。ハムスターに対しても、はハンターとしての能力を発揮します。捕まえていたずらしたり、食べてしまうおそれがあるので、同居はむずかしいでしょう。




犬との同居
猫専用のスペースを確保します。犬が登れない場所につくると安心です。猫のえさを取られないように注意が必要です。


ウサギ・フェレット
ネコがウサギやフェレットをいじめないように気をつけておくこと。


金魚・熱帯魚
いたずらしないように水槽にふたをします。小さな水槽だとひっくりかえすことがあるので注意。


爬虫類
かみつきなどでネコを傷つけることがあるので、猫が近づけないように柵などをつくっておく。


顔合わせの仕方
 先住の猫がいるところに、新入り猫を迎える場合は、新入りばかりかわいがらず、古株にも十分に愛情を注いでください。古株と新入りがうまくやっていけるかどうかは、飼い主の態度も大きく影響します。

 両者が初めて対面するときは、新入りの体に先住のトイレの砂を少しつけておくといいでしょう。

 先住に犬がいる場合は、顔を合わせる時間を2時間程度にくぎり、飼い主が見守りながら行います。

 犬はケージに入れるか、つないでおきます。が怖がったり、犬が吠えたりしたら無理をしないで切り上げてください。一気に慣らそうとせず、少しずつ慣らしていくことが大切です。

 



 
 
   
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おしっこが出ない ごはんは食べるのにやせる 歩くとよろける
おしっこの色がおかしい けいれんをおこす 頭をふる、かたむける
うんちが出ない 毛づやが悪い 鼻みずがでる
うんちがゆるい 毛がぬける、フケが出る くしゃみ・せきがでる
吐く 呼吸があらい よだれがでる
熱がある 水をたくさん飲む 目をこする
おなかがふくれる 体をしきりにかく・かむ
ごはんを食べない じっとうずくまる こんな時はすぐ病院へ