病気に気づくには、子猫の健康状態を飼い主さんがよく知っておくことが大切です。
毎日どれくらいの量のフードを食べているのか、何回ぐらいオシッコやウンチをして、どんなふうに過ごしているかを知れば、体の変調にいち早く気づいてあげやすくなります。
毎日のチェックで気になることがあった場合は、病気の可能性がありますので、動物病院につれていきましょう。そのためには信頼できる病院を見つけておくことも大切です。
こんな時はすぐ動物病院へ
目
・目が開けられない
・めをシバシバさせるなど痛がる様子がみられる
・目が赤い
・涙や目やにが出る
多量の目やにが出る、目が開かなくなるなどの目の異常は、放っておくと失明する可能性があります。
耳、鼻
・耳や鼻が白っぽい、黄色っぽい、赤っぽい
耳や鼻がいつもより白っぽいときは貧血、黄色っぽいときは黄疸、赤い時は発熱や多血症の可能性があります。いずれも命にかかわる病気です。
口
・息づかいが荒い
・呼吸が苦しそう
口を開けたり、ハアハアと苦しそうな呼吸をしていたら、呼吸器や心臓などの異常が考えられます。
お腹
・腹部がふくれる
食べ過ぎや便秘でもないのに、おなかがふくれていたら、腹膜炎(お腹に水がたまる)や膀胱や子宮のはれなどの病気が考えられます。
おしり
・肛門のまわりに白い粒がある
白い粒や黄色っぽく変色した粒のようなものがついていれば、寄生虫がいる可能性があります。
陰部
・陰部ばかりをなめる
・血尿がでる
陰部をなめるのはオシッコや子宮の病気の恐れが、血尿は腎臓や膀胱の異常が考えられます。また、ネギ類の誤食による中毒などでも血尿がでます。
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