HOME  
体がおかしい 行動がおかしい 耳・鼻・口がおかしい 子猫・老猫
 




猫の病気〜症状から調べる
 
猫の病気〜症状から調べる
 
うんちがゆるい
 

ウンチは体調を知るための大事な手がかりです。かたづけるときには、いつもちがいがないかを確認します。ゆるい場合は、食欲や動作に変化がないかよく観察しましょう。


 1回ゆるいウンチをしただけで、見た目にも元気そうであれば、猫用の下痢止め薬を飲ませれば大丈夫です。しかし、下痢が続くようであれば病院につれていきましょう。

 下痢の原因は、小腸や大腸の異常、寄生虫、過食などさまざまですが、水っぽいウンチが大量に出るときには小腸の異常、粘液性のあるウンチが少量のときには大腸の異常が考えられます。

 子猫の間は、まだよく消化器官が発達していないので、よく下痢をします。これは成長につれて改善されていきますが、伝染病などの可能性もありますので、気になる場合は病院につれていきましょう。
猫の病気〜症状から調べる

関連した症状
 
じっとうずくまる
 

 健康な若い猫でも、1日の3分の2は寝て過ごします。老猫になるほど、うずくまっていることも多くなります。ただし、抱こうとするといやがったり、いつもは好きなことに見向きもしない場合は、病気の可能性があります。


 猫は1日の3分の2は寝て過ごします。10歳以上の老猫になると1日20時間以上うとうととしているのがふつうです。

 しかし、「呼んでも返事をしない」、「なででやっても気持ちよさそうなしぐさをしない」、「物かげにかくれてうずくまっている」など、様子がいつもと違うようなら、体に異変がおきている可能性があります。

 そんなときは「食欲があるか」、「ひんぱんに吐く」、「さわると痛がる」など、ほかの面でも猫に異常がないかどうかを観察します。心当たりがある場合は病気になっている可能性があります。

 また、猫は寒さに弱い動物ですので、気温が低い場所にいたり、体温が下がると、じっとうずくまる傾向にあります。そのようなときには室温を上げて、しばらく様子をみるようにするとよいでしょう。