長時間トイレにいるのに、なかなかウンチがでなければ便秘です。ウンチとおしっこの体勢は似ているため、おしっことウンチのどちらが出ないのか区別がつきにくのですが、丸1日、このような様子が見られたら病院につれていきましょう。
猫は便秘になりやすい動物です。毎日トイレでウンチの様子をチェックして2日以上ウンチが出ていないようなら、何らかの対策が必要です。
食事にバターをまぜたり、食物繊維の多いフードをあたえるとウンチが出やすくなります。症状が改善されないような場合は病院で診てもらいましょう。
便秘の原因としては、ストレスやかたよった食生活などが考えられます。また、毛づくろいのとき、体の中に入った毛が胃腸の中で大きな毛玉となり、便秘の原因となることもあります。
かたくて黒い便や、血液がまざった粘液質の便が出た場合は、何らかの病気の可能性がありますので、早めに病院につれていきましょう。
<老猫の便秘にはオイルを>
異常がみられず、特に病気もないのに便秘になることがあります。とくに老猫のメスは老化で腸の働きが弱まり、便秘になることが多くなります。そこで2〜3日間、ツナ缶のフィッシュオイルやサラダオイルをスプーンひとさじ飲ませたり、フードにかけてあたえると、ウンチが出るようになります。
同時に、よく遊んでやり、体を動かす機会をつくり、内蔵の動きを活発にさせるのもいいでしょう。
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