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視力矯正手術(レーシック手術)について

 視力矯正手術とは「レーシック手術」と呼ばれ、レーザーで角膜の形を変えて光の屈折率を変えることで、視力を元に戻す治療方法です。目に直接レーザーを照射して角膜を削ることによって、ゆがんで近視などになってしまっている角膜を正常な状態に戻す作業が行われます。レーシック手術は両眼で30分程度で終わり、その治療時間の短さと、視力回復の早さが特長です。

 このようにいいことずくめのレーシック手術ですが、目に直接手術をすることにより、失敗やリスクが心配されていますが、現在までのところ経験を積んだ執刀医が適切に手術すれば、安全性はほぼ確立されていると言われています。

 レーシック手術は世界中で年間100万人が、日本でも年間約45万人が手術を受けているとされていますが、失明などの重大な失敗が起こったケースはないと報告されています。

 ただし、手術後には合併症があらわれることもあります。なかでも多いのは、明るいものを見たときに周囲がぼやけて光の輪が見えるハロー現象や、光が異常にまぶしく見えてしまうグレア現象、夜になると光が放射状にまぶしく見えてしまうスターバースト現象などがあります。またドライアイにもなりやすいと言われています。

 レーシック手術は20歳未満の人は、視力がまだ安定していないため手術が受けられません。また、40歳代以上の場合は、近視や乱視以外の目の状態も考慮する必要があるため、手術には医師とよく相談してからすすめます。