疲れ目の裏にも重大な目の病気が潜んでいることもあります。目の健康維持には早期の診察を!



 



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流行性角結膜炎(はやり目)

 流行性角結膜炎は別名「はやり目」といってウイルスの感染によって引き起こされる結膜炎です。
 結膜炎の中ではアレルギー性結膜炎と並んで、患者さんの多い病気です。かぜの合併症として起きる結膜炎や、風邪以外のウイルスで起きる流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎、咽頭結膜熱などがあります。結膜が充血し、目やにが出たり、涙が自然に出て、ゴロゴロした目の痛みが出てきます。


はやり目の治療

「はやり目」といわれるウイルス性結膜炎には、今のところ特効薬はありません。感染したウイルスに対する免疫ができて、自然に治るのを待つしかありません。通常は炎症を抑え、細菌による二次感染を防止するための目薬を使用します。ウイルス性結膜炎では、感染してから抗体ができ、それがウイルスを退治するまでに時間がかかるので、治るのに2〜3週間かかってしまいます。