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 高血圧症の症状

 高血圧症は、基本的に自覚症状というものがありません。長年のあいだまったく無症状になにごともなく経過することからも、ひそかに忍び寄る「サイレント・キラー(沈黙の殺し屋)」とも呼ばれています。

しかし、高血圧症が続くと、さまざまな病気を発生させたり、すでにある疾患症状にほかの病気を合併させる原因ともなります。放置しておくと、取り返しのつかないことにもなりかねない怖い病気です。

 高血圧と動脈硬化は互いを悪化させる

 「ヒト(人)は血管とともに老いる」とも言われています。高血圧症は動脈硬化、つまり血管の老化を促進します。

血圧と動脈硬化には密接な関係があり、高血圧が動脈硬化を進行させ、動脈硬化がさらに高血圧を悪化させるという悪循環をきたすのです。

高血圧と動脈硬化のどちらが先か、というのは「鶏と卵」のようなものですが、いずれにせよ老化が進展すると、脳卒中、心筋梗塞、腎不全などの心臓、腎臓の重大な障害が待っています。

 高血圧は血管を傷め、動脈硬化を招く

 血圧は基準の範囲内でも、血管壁に相当に強い圧を加えています。たとえば基準血圧の130mmHという数値は1平方メートルあたりの水銀柱を押し上げる力(圧)を意味します。これは比重が血液に近い水に換算すると、約1700mmもの値になります。

 ということは、血液が流れることで、通常でも血管内には相当に強い圧がかかっていることになります。この圧が高ければ高いほど、血管壁に大きな負担をかけます。これが長期にわたれば、血管内膜に損傷を与え、動脈硬化が進んでしまうのです。動脈硬化が進むと、血管の弾力が失われます。同じ血流でも血圧は上がり、動脈硬化はいっそう進むといった悪循環に陥ってしまいます。

 動脈硬化を招いて脳神経や心筋を損傷する
脳にとって最も深刻な疾患といえる脳卒中には「脳内出血」「クモ膜下出血」「脳梗塞」があります。いずれも脳の動脈硬化が原因です。「脳出血」は高血圧が脳の動脈壁に強い圧をかけることで、脳動脈が耐えられなくなって破裂し、脳内に出血することで起こります。脳溢血とも呼ばれます。「クモ膜下出血」は動脈硬化や先天性の脳動脈瘤の破裂によるものです。「脳梗塞」は脳の動脈が詰まってしまうことで発症します。その原因である動脈硬化には高血圧症がかかわっています。

 
 
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