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 高血圧はなぜ怖い

 健康診断で血圧を測ってもらい「ちょっと高め?あ、そうですか・・・」などと頭をかいている人も多いのではないでしょうか。もちろんそこには深刻な表情などは少しもなく「年をとれば血圧はあがるものだから」という一種の安心感さえ漂っているほどです。

 しかし、血圧の慢性的な上昇は、頭をかいてやり過ごせるようなものではありません。長い間放置された高血圧症は動脈硬化を促進し、深刻なトラブルを発生させるからです。突然の脳卒中、心臓病、腎臓病などを年齢不相応に早く発症させます。急性期には生命を脅かす病状となり、助かったとしても自立した健康的な生活を楽しむことが出来なくなります。認知症となって介護が必要になる場合もあります。

 高血圧症は、基本的に自覚症状というものがありません。長年のあいだまったく無症状になにごともなく経過することからも、ひそかに忍び寄る「サイレント・キラー(沈黙の殺し屋)」とも呼ばれています。合併症の発作が起きてはじめて、高血圧に気づく・・・なんてことになると取り返しのつかないことにもなりかねません。

合併症を引き起こさないようにするためにも、定期的な血圧検査と、日々の食事改善・生活習慣改善で、高血圧の予防改善を心掛けることが必要です。高血圧症は生活習慣を改めることによって、かなりの程度まで予防することも、改善することもできます。

 高血圧は血管を傷め、動脈硬化を招く
 血圧は基準の範囲内でも、血管壁に相当に強い圧を加えています。たとえば基準血圧の130mmHという数値は1平方メートルあたりの水銀柱を押し上げる力(圧)を意味します。
 これは比重が血液に近い水に換算すると、約1700mmもの値になります。ということは、血液が流れることで、通常でも血管内には相当に強い圧がかかっていることになります。
 この圧が高ければ高いほど、血管壁に大きな負担をかけます。これが長期にわたれば、血管内膜に損傷を与え、動脈硬化が進んでしまいます。動脈硬化が進むと、血管の弾力が失われます。同じ血流でも血圧は上がり、動脈硬化はいっそう進むといった悪循環に陥ってしまいます。

 
 
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