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更年期症状 基礎知識

  女性の更年期症状と治療
 低用量ピル
 40代前半からは女性ホルモン分泌の増減が激しくなったり、エストロゲンの分泌量が減ってくる人が増えてきます。それがさまざまな不調を招く原因になります。そんな時には低用量ピルで、不足している女性ホルモンを補い、ホルモンのバランスを整えると症状が楽になります。閉経までは低用量ピルを使って、閉経からはHRT(ホルモン補充療法)に以降することで更年期の症状を軽くすることができます。

 低用量ピルは「21日間飲んで、7日間休む」という28日間がひとつのサイクルです。ひとつのシートに21錠のピルがあり、1シートのみ終わったら7日間休むものと、飲み忘れを防ぐためにプラセボ(偽薬)が7日間入った28錠いりのピルがあります。

 また低用量ピルには1錠中に含まれるホルモンの量が変わらない「1相性ピル」と数日ごとにホルモンの配合が変わる「段階型ピル」があります。そのほかにもいろいろな種類のものがありますので、医師と相談しながら決めていきます。


 のぼせ・ほてり・多汗  月経不順・閉経
 尿もれ・尿失禁  動悸・息切れ
 頻尿・残尿感  膣の乾燥感・性交痛
 耳鳴り・めまい  手足のしびれ
 むくみ・静脈瘤  疲労感・倦怠感
 ドライマウス  ドライアイ
 眼精疲労・老眼  頭重感・頭痛
 しみ・しわ・皮膚の乾燥  冷え性
 腰痛・背痛  肩こり