更年期の女性の約7割が疲労感や倦怠感に悩まされているといわれます。1日の疲れがなかなか取れない、とくに疲れたことをしたわけではないのに、からだがだるい、おっくうで何もする気になれない、といった症状です。これらの症状はホルモンや自律神経の一時的な変調を調整しようとして、からだ全体が反応して無理をした結果なのです。 |
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このようなときは、いまはスローペースで過ごす時期と割り切り、あせらず無理をしないようにしましょう。一過性ですから「時期がくれば体も心もまた元気になる」と気長に気楽に構えましょう。どうしても症状がよくならない時は、自律神経調整剤や、精神安定剤を用いたり、HRT(ホルモン補充治療)、漢方療法などが行われます。場合によってはカウンセリングが必要になることもあります。 |
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