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四十肩、五十肩、肩こりの改善
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肩こりになりやすい体型 |
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太った人は、腕に脂肪がついて重くなるので、肩への負担が増し、肩こりや痛みが起こりやすくなります。逆に、やせた人は、筋肉が細いために疲労しやすいので、手や腕を使った作業を行うと肩こりを起こすことがあります。また、ダイエットをするときに、食事の制限だけを行い、運動をしないと脂肪とともに筋肉も落ち、肩の負担が増して肩こりを起こしやすくなります。生まれつき肩がさがっている人「なで肩」の人は、鎖骨と第一肋骨(あばらぼね)が狭くなっているので、肩を動かすとそこを通っている血管や神経が圧迫され、痛みやしびれを起こしやすくなります。
ねこ背の人は、首が前にでるので、バランスをとるために肩から背中の筋肉がよけいな働きをしいられることから、肩こりがよく起きます。また、なで肩やねこ背でない人も、無理な姿勢を長く続けると肩が痛くなります。たとえば、重い荷物を持つ、寝転がってテレビを見る、あぐらをかいて新聞を読むなどの、なにげない日常せいかつでの姿勢によっても肩こりは起こります。
デスクワークやパソコンの操作は下を向いた姿勢で行うので、重い頭をささえる肩の筋肉の負担が増して肩こりになります。机や椅子の高さがあっていないと、首や頭を支えるために肩の筋肉が緊張するので肩こりになりやすくなります。また、夏にエアコンが効きすぎた部屋にいると、体が冷えて筋肉が収縮するために血管が細くなり、血液の循環が低下して肩こりが起こることがあります。さらに肩を酷使する運動を続けたり、肩を脱臼したり、打撲などで肩を痛めると、治っても肩こりや、肩の痛みがでやすくなります。
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