自閉症の治療(療育)


入院が必要な場合は
 家庭で対応しきれない危険な行動や、命にかかわる行動が現れているときは、一時的に入院を考えることもあります。感情のコントロールがきかず、自身を傷つけたり、ほかの子に乱暴をしてしまう場合で、適切な対応ができないときには、入院して専門的な治療をうけるようになります。また、食事へのこだわりが強すぎて偏食したり、トイレや入浴を覚えられず、生活がなりたたない場合にも、それらの施設に入って生活習慣の習得をすることが選択肢のひとつになります。

 入院は当面の危険を回避するために行われます。入院をきっかけとして、生活習慣を変え、危険な行動をなくすことが目的で、できるだけ早く退院します。長期入院してしまうと。社会生活にもどることが困難になるので、退院後の生活を考慮して入院はできるかぎり短期間にします。

 
 
自閉症の治療(療育)
自閉症の治療(療育) TEACCH(ティーチ)プログラム
薬物は基本的に用いない 療育は通院で対応
入院が必要な場合は