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 TOP>注意が必要ないびき いびき改善・解消法|いびき防止グッズ

注意が必要ないびき

常習的な大いびき
耳障りな音で聞きづらいいびき
せわしく苦しそうないびき
吸うとき、吐くときの両方のいびき
子どもの常習的ないびき
突然止まるいびき
いびきの音が突然変わった 
ある日突然いびきをかきはじめた
いつもとは違う老人のいびき
 
 
 睡眠中に一時的に呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群」といわれるいびきは、危険ないびきとして病気として扱われています。この睡眠時無呼吸症候群は、早急に治療が必要になってきますが、本人は気づきませんから家族の協力が必要です。
 いびきの音は、いろいろなことを語っていて、深刻な病気がその音から発見されることもあります。次のようないびきの音があるようなら要注意です。特に夜中に時々目覚める、何となく息苦しさを感じる、朝の目覚めが悪い、頭が重くすっきりしない、口が渇くなどの自覚症状を伴うようでしたら、専門医の診察を受けたほうがよいでしょう。

常習的な大いびき
 大いびきをかく人は、何らかの原因で空気の通り道である気道が狭くなっており、呼吸の抵抗が大きいためにいびきとなるのです。毎晩のように大いびきをかき、しかも、それが長時間続くと、それだけ心臓に負担がかかるようになります。また大いびきをかく人は口を空けて寝ていることが多いため、目覚めたとき、のどが痛い、口が渇くといった症状が見られます。ひどいときには、つばや痰に血が混じることがあります。

耳障りな音で聞きづらいいびき
 「グォーッ」という猛獣のほえるような音、「モーン」というような牛のなき声、「グエッ、グエッ」という蛙の鳴き声など、動物の鳴き声を連想させるいびきもあります。また、ガラスを引っかくような音、「ポタ、ポタ」と水滴が落ちるような音など、いずれも耳障りで、これがいびきかと思うような特殊な音の場合は要注意です。これらは気道の異常が原因となっている場合が多くあります。

せわしく苦しそうないびき
 呼吸のリズムが速く、せわしないいびきは、本人は気づかなくても、はた目には苦しそうで心配になってきます。成人の場合、眠っているときの呼吸回数は、1分間に15回程度が普通です。ちなみに子どもの場合は1分間に20〜25回程度です。それが気道に何らかの異常が生じると、呼吸が苦しくなりせわしいいびきになることがあります。肺に十分な空気を送れないために呼吸が速くなるのです。こうしたいびきは、十分睡眠をとったつもりでも、目覚めたときに疲労感が強く残ります。

吸うとき、吐くときの両方のいびき
 いびきはたいてい息を吸うときに発生しますが、吸うときと吐くときの両方で起こることもあります。この場合、睡眠時の呼吸そのものが疲労を生み出すことになり、眠れば眠るほど疲れがたまっていくことになります。目覚めも悪く、眠ったわりには疲れがとれないばかりか、かえって疲労感が増したように感じるのはそのせいです。心臓や循環器系の疾患などを伴うことも考えられるので注意が必要です。

子どもの常習的ないびき
 小学生以下の子どもがいびきをかく場合、体に何らかの異常があるケースがほとんどです。健康な子どもはいびきをかかないといっていいでしょう。いびきをかく子どもは時間的には十分眠っているはずでも、いつも眠そうにしていたり、寝ている間にむっくり起き上がったりします。子どもは本来、眠っている間に成長します。その大事なときに酸素不足に陥っているとしたら、成長にも悪影響をおよぼしかねません。子どものいびきの原因でいちばん多いのがアデノイドや偏桃肥大で、鼻炎などが影響している場合もあります。まずは耳鼻咽喉科で診察を受けましょう。

突然止まるいびき
 隣で大いびきをかいていたかと思うと、突然ピタッと呼吸が止まり。ハッとさせられることがあります。まさに車のエンジンが止まってしまったような状態。そして数十秒後には再びエンジン発動。大きな音とともに急に呼吸が再開されます。このように眠っている間にたびたび呼吸が止まるのは睡眠時無呼吸症候群の典型的な特徴です。できるだけ早く専門医の診察を受けましょう。

いびきの音が突然変わった
 軽いいびきなのでそれほど気にならなかったのに、突然大きくなったり、耳障りな音になるなど、今までとは違うパターンになったときは要注意です。体に何らかの疾患があることが多く、その原因をつきとめる必要があります。

ある日突然いびきをかきはじめた
 今までほとんどいびきをかかなかった人が、お酒や疲れとは関係なく、急に大きないびきをかき始めたら、脳神経の異常などの、体に変調をきたしている可能性があります。できるだけ早く専門医の診察を受けるようにします。

いつもとは違う老人のいびき
 年をとるにつれて、呼吸筋を含む筋肉が次第にゆるみ、だれでもいびきをかきやすくなります。周りの人が目覚めない程度の静かないびきならとくに問題ありませんが、お年寄りが大いびきをかき始めたときは注意が必要です。脳神経に異常が起きている可能性もあります。