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いびきと肥満

いびきの原因で最も多いのが肥満です。肥満になるとおなかや手足だけでなく、いたるところに贅肉がついて、口腔内やのどの奥、さらには舌まで太ってしまいます。そうなると当然、空気の通り道が狭くなり、いびきが出やすくなります。

また、首が太くて短い猪首型の人も典型的ないびきタイプです。肥満によって喉や首の周りについた脂肪が上気道を狭くしてしまいます。その狭い上気道の状態で眠ると、軟口蓋や舌根が沈んで気道を塞いでしまいます。このため、肥満の人はいびきをかきやすくなるのです。気道を塞ぐということは、眠っている間に無呼吸になる睡眠時無呼吸症候群にもなる可能性があるということです。

肥満はいびきの原因になるだけでなく、生活習慣病である糖尿病や高血圧などの原因にもなります。いびきは体の状態を知らせてくれるシグナルですが、肥満だけでなく、加齢による筋力低下もいびきの原因になります。肥満だけでなく加齢により顎や舌の筋肉が衰えるといびきも悪化しますので、できるだけ若いうちにいびき対策としてもダイエットをおすすめします。
肥満が原因のいびき対策としては、当然体重減量が根本的な治療になります。実際に体重減量のみで治癒する例がよくあります。しかし睡眠時無呼吸症候群で眠気などの症状の強い場合は、まず鼻CPAP療法などで症状をとって、平行して体重減量を行うようにします。