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CPAP(シーパップ)療法

 CPAP((シーパップ)とは鼻マスクから気道に圧力加えた空気を送り込み、気道の閉塞を防いで無呼吸をなくす治療法で、睡眠時無呼吸症候群もっともポピュラーな治療法です。

 この治療法は夜寝ている間のみ使用します。人によって必要な圧力は異なるため、ポリソムノグラフィー検査を行いながら、いびきと無呼吸を限りなく少なくするために必要な圧力を決定します。

 CPAPを使うとその風圧により、のどの中にスペースが確保され、やわらかい組織を強制的に押し開きます。すると患者さんは鼻でスムーズに呼吸をすることが出来るようになります。CPAPを使うと、ほとんどの人は使ったその日からいびきをかかなくなり、朝もすっきり、昼間の眠気も軽くなり、消えることもあります。

 しかし、CPAPは完全に治癒させるものではありません。CPAP導入後も肥満が見られる方には減量が必要ですし、下顎骨が小さい等の骨格的な原因を持つ方、また加齢による喉の筋肉の緊張の低下などにより無呼吸が生じやすい場合には根気よくCPAPを使用する必要があります。

 費用は中等症以上の睡眠時無呼吸症候群の方は健康保険が適応になります。医療機関の受付で3割負担の方の場合、1ヶ月あたり5000円程度の負担になります。