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危ない睡眠時無呼吸症候群

 激しいいびきをかいていたと思うと、急にピタッと止んで静かになる。そしてまたすごいいびきをかき始める。それが睡眠時無呼吸症候群の典型的な症状です。いびきが止んでいる間は呼吸が停止し、窒息状態にあるので、呼吸が再開されるときは苦しそうにもがいて大きく息を吸います。そのため一段と激しいいびきになるわけです。いびきで悩んでいる人の10人に3人はこの睡眠時無呼吸症候群の疑いがあるといわれます。

 睡眠時無呼吸症候群のおもな原因として考えられるのは,胸郭や横隔膜は呼吸運動をしているのに、空気の通り道である気道がふさがってしまったために、口や鼻の呼吸が停止するものです。これが閉塞的無呼吸で睡眠時無呼吸症候群の中で最も多いタイプです。気道をふさいでしまう原因としていちばん多いのが肥満といわれています。

 無呼吸の症状が続くと、血液中の酸素が著しく低下して二酸化炭素が増えます。すると脳が覚醒し、呼吸を再開させようと働き、睡眠がさまたげられ、眠りが浅くなるため翌朝になっても疲れが残り、日中に猛烈な眠気に襲われることもしばしばです。

 この猛烈な眠気が日常生活にさまざまな支障をきたします。とくに危険なのは車を運転しているときなどです。居眠り運転の交通事故のうち、睡眠時無呼吸症候群が多く認められています。

 また、睡眠時無呼吸症候群は眠気ばかりか、集中力や記憶力の低下、注意力も鈍りがちで仕事上のミスが増えたりする結果となります。このように睡眠時無呼吸症候群は放っておくと危険ないびき症といえるでしょう。