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体の中で熱をつくるには筋肉をつけることが必要ですが、筋肉をつくるには運動と同時にタンパク質が不可欠です。タンパク質は、胃で消化されたり肝臓で分解されたりする過程で、たくさんの熱を発生するので、タンパク質を多くとることは冷え性の改善に効果があります。
ただ、タンパク質の摂取料を増やすと、脂質も増えてしまう危険があります。ですのでタンパク質のなかでも、できれば背の青い魚や、大豆や大豆製品などの植物性のタンパク質を中心にとるのが良いでしょう。
アジアの女性は欧米に比べて更年期障害の特有の症状である「顔ののぼせやほてり」が少ないといわれますが、これもイソフラボンを多く含む大豆をたくさんたべているからとも言われています。タンパク質の取りすぎは、長期的に続くと腎臓への負担になることがありますので注意が必要です。 |
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