適度な運動は、全身的な健康のためにも、ストレス発散のためにもお勧めですが、不整脈や心臓病がある人には運動にも注意点があります。
不整脈のタイプによっては、運動により発作が減るもの、逆に運動が発作を誘発するものがあります。運動を始めるときは事前に医師に相談しましょう。
無理のない運動を
体力維持や体調を整えるためにはウォーキングがお勧めです。ただし、無理はしないように。体調が悪い時には休むようにします。
脈拍のチェックを習慣に
運動速度や体調を確認するために、自分で脈拍をチェックする習慣をつけましょう。異変があったら、すぐに運動をやめて様子を見ます。
体を急に冷やさない
運動直後、暑いからといって汗を拭かずに冷風に当たらないように。汗をよく拭いて、体を急に冷やさない様に注意しましょう。
早朝の運動は避ける
起床直後は自律神経が切り替わる時間帯です。血圧や心拍数が変動して、発作が起こりやすいために、運動は控えるようにしましょう。
こまめな水分補給で脱水を防ぐ
汗をかいたら、そのぶん水分を補給しましょう。脱水が起こると、薬が効き過ぎるなどの副作用が出やすくなります。
ウォーミングアップ、クールダウンを忘れずに
運動前には、ストレッチや軽い体操で体をほぐすようにします。また、運動後も同様にストレッチなどで徐々に心拍数を落ち着かせます。
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