不整脈の中には危険なものもあります。最も危険なのは不整脈で突然死を起こすものです。
不整脈によって血液が送り出せなくなり、心臓が停止してしまい、そのままでは短時間で死にいたるものです。
また、突然死に直接つながるわけではなくても、脳梗塞や心不全を引き起こすこともあります。
不整脈があるとわかったら、それがどの程度危険なのか、治療が必要なのかを、まず医師に確認することが大切です。
危険な不整脈のサイン
不整脈の症状の中でも、特に注意しなければならないサインがあります。心臓から十分な血液が送り出せなくなり、安定した血液循環が保てなくなったら非常に危険です。
その状態になると、「冷や汗」、「手足が冷たい」、「血圧の低下」、「呼吸困難」、「失神」、「意識障害」などの症状が現れます。この場合は大至急治療が必要です。
不整脈の治療の緊急度はこの血液循環が安定しているかどうかによって決まります。
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