精神科医が使う「アスペルガー症候群」診断基準として、「ギルバーグ」判断基準があります。
下表参照に当てはまるかどうかを観察して行います。
「ギルバーグの判断基準」
1.社会性の欠陥(極端な自己中心性)
(次のうち少なくとも2つ)
□ 友達と相互に関わる能力に欠ける
□ 友達と相互に関わろうとする意欲に欠ける
□ 社会的シグナルの理解に欠ける(d)社会的・感情的に適切さを欠く行動
2.興味・関心の狭さ (次のうち少なくとも1つ)
次に上げる領域のうち少なくとも1項が存在すること。
□ ほかの活動を受けつけない
□ 固執を繰り返す
□ 固定的で無目的な傾向
3.反復的な決まり (次のうち少なくとも1つ)
□ 自分に対して、生活上で
□ 他人に対して
4.話し言葉と言語の特質 (次のうち少なくとも3つ)
□ 発達の遅れ
□ 表面的にはよく熟達した表出言語
□ 形式的で、細かなことにこだわる言語表現
□ 韻律の奇妙さ、独特な声の調子
□ 表面的・暗示的な意味の取り違えなどの理解の悪さ
5.非言語コミュニケーションの問題 (次のうち少なくとも1つ)
□ 身ぶりの使用が少ない
□ 身体言語(ボディランゲージ)のぎこちなさ/粗雑さ
□ 表情が乏しい
□ 表現が適切でない
□ 視線が奇妙、よそよそしい
6.運動の不器用さ
□ 神経発達の検査成績が低い
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