子供のアスペルガー症候群について正しく理解するための基礎知識




HOME>アスペルガー症候群の自己診断

 子供のアスペルガー症候群

 

 アスペルガー症候群の自己診断

精神科医が使う「アスペルガー症候群」診断基準として、「ギルバーグ」判断基準があります。
下表参照に当てはまるかどうかを観察して行います。


「ギルバーグの判断基準」


1.社会性の欠陥(極端な自己中心性) 
(次のうち少なくとも2つ)

□ 友達と相互に関わる能力に欠ける

□ 友達と相互に関わろうとする意欲に欠ける

□ 社会的シグナルの理解に欠ける(d)社会的・感情的に適切さを欠く行動


2.興味・関心の狭さ (次のうち少なくとも1つ)

次に上げる領域のうち少なくとも1項が存在すること。

□ ほかの活動を受けつけない

□ 固執を繰り返す

□ 固定的で無目的な傾向


3.反復的な決まり (次のうち少なくとも1つ)

□ 自分に対して、生活上で

□ 他人に対して


4.話し言葉と言語の特質 (次のうち少なくとも3つ)

□ 発達の遅れ

□ 表面的にはよく熟達した表出言語

□ 形式的で、細かなことにこだわる言語表現

□ 韻律の奇妙さ、独特な声の調子

□ 表面的・暗示的な意味の取り違えなどの理解の悪さ


5.非言語コミュニケーションの問題 (次のうち少なくとも1つ)

□ 身ぶりの使用が少ない

□ 身体言語(ボディランゲージ)のぎこちなさ/粗雑さ

□ 表情が乏しい

□ 表現が適切でない

□ 視線が奇妙、よそよそしい


6.運動の不器用さ

□ 神経発達の検査成績が低い