子供のアスペルガー症候群について正しく理解するための基礎知識




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 子供のアスペルガー症候群

 

 アスペルガー症候群とは

 アスペルガー症候群というと、多くの人は「どんな病気なんだろう」とか「治療法は」などといった疑問を持ちます。
 
 しかしアスペルガー症候群という病名はついていますが、疾患ではありませんし、特に異常な症状はありません。アスペルガー症候群は医学的には「発達障害」に含まれますが、その障害は目に見えないという点でも他の多くの病気と異なっており、アスペルガー症候群は専門家でもわかりにくい障害となっています。


 アスペルガー症候群の子供は世の中の大多数の人が社会の中で示す行動より、少し偏った行動を示す子です。それは病気というより、「性格の偏り」とか「極端な個性」といったほうが適当かもしれません。またこの行動の偏りは「個性」という点において、それが優れた面となって現れることもあります。


 アスペルガー症候群の治療については、教育やしつけの中で、その偏った行動により社会的に困るところを直していくといった対応が中心となります。